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株式会社大矢鑄造所



大矢 隆司 様


今回は、株式会社大矢鑄造所の 大矢さんにお話を
お伺いします。よろしくお願いします。

はい。よろしくお願いします。

まずは、御社のお仕事について 簡単に教えていただけます
でしょうか。

一言でいえば、銅合金の精密加工だね。

銅合金製のベアリング保持器を鋳造から完成品までつくっているんです。
このように
一貫生産している会社っていうのは、日本でも珍しいんですよ。


 

そうなんですね。銅合金製のベアリングって、私はあまりなじみがないのですが…。
どんなところで使われている物なんですか?

そうだね。新幹線、鉄道車両 それから 航空機などや工作機械などだね。
高い精密さや、消耗に耐えることができること、長持ちすること…こんなことが求められる製品なんですよ。

そうなんですね。社長は、こちらの会社では3年目というお話しでしたが、
可能な範囲で前の会社についてお聞かせいただけますか?

僕は、ずっと三菱商事だよ。

本店のほか、上海、香港…なんかで、新しい事業の立ち上げに関わってきたんです。

それから倉敷にある「瀬戸埠頭株式会社」って港湾運送事業の会社の社長をしたり

「ユーピーアール株式会社」ってパレットなどの物流機器のレンタル事業や販売をしている上場企業の常務をしたりも

していました。

社長は、いろいろなお立場で、会社の戦略を考えたり、マネジメントしたりと
さまざまなご経験がおありですが…。
そんな社長だからこそ、「上司」という立場で悩む若きリーダーたちに、なにかメッセージ!
伝えていただけませんか。

メッセージ?(笑)

役職が高くなるとね。どんどん仕事は、責任ある内容になっていくでしょ?

責任ある仕事なんて、一人じゃできませんよ。

部下に助けてもらわなきゃ。助けてくれる部下を育てなきゃ。

何でも、自分でできる。何でも自分でやろうとする。

これじゃあ、ダメだよね。


「育成」が大切ということですね?でも、育成って簡単ではないと思うのですが…。
なにか、ポイントってありますか?部下育成のポイント。

部下育成のポイントか…。

きみ、山本 五十六って知ってる?昔、元帥海軍大将だった人ね。

この人が言った

「やってみせ 言って聞かせて させてみせ ほめてやらねば 人は動かじ」
この言葉に尽きるよ。

 ただ、やれ、やれ…って言ったってね。できませんよ。知らないことは。

まずは、自分でやって、それを見せて。説明して。やらせてみて。

そして、褒めてあげないとね。

で、できなかったことは、できるようになるまで、これを繰り返さないと。

できないことを、仕方ないね。って放置しちゃ、ダメですよ。

 

そうですね。おっしゃる通りだと思います。そのためには、待つ力って重要ですよね。

そうそう。待てなくてね。自分でやった方が早いって。

やっちゃうのは、ダメ。待ってやらせないとね。

そのほか、「上司」という立場で必要なスキルってありますか?

スキルって。さっきも言ったけど、自分ひとりじゃ、何もできませんよ。

だから、いろいろな人に助けてもらわなきゃ。そのためには、人脈が大切ですね。

これが本当に必要。

僕は、仕事で知り合った人もたくさんいるけれど、学生時代や勉強会の友人。これが多いな。大切な人脈。

この人たちが困っている時には助けてあげる。そうすると僕が困っている時には助けてくれる。

そして、この人たちが、必要な時に、必要な人を紹介してくれる。

こうやって人脈を拡げていかないとダメだね。

なるほど。社長は「人」との繋がりを大切になさっているんですね。
そんな社長が、こちらの会社の社長として、大切にされていることって…。
やはり人でしょうか?


その通り!この大矢鋳造所で、一番大切なのは、従業員だと思っています。

だから、一番最初にしたこと。これは待遇の改善だね。

このあいだもね。決算賞与を出したんですよ。

これは、一律!役職とか関係なし。

会社の業績の結果だからね。みんなで公平に分配しなきゃ。

 

他にも、給与や休日も増やしたい。

例えば、休日は年間120日。これが世間一般レベルだからね。これを目指したい。

とはいっても、いきなり大きく変えることは難しい。

会社を赤字にするわけにはいかないからね。

いかに、生産効率を上げて給与や休日を増やすか。

これに、今も取り組んでいる最中ですよ。

 


具体的な取り組みなど、お聞かせいただけますか。

まずは、一番の取り組みは生産管理システムの導入だね。

既に、ある程度のシステムは入ってはいるんだけどね。これを見直して、ヒト、モノ、カネの徹底的なムダの排除。

これに取り組んでいるんですよ。ただ、僕の思い通りの生産管理システムをイチから作るっていうと、
時間もお金もかかるので、慎重に開発を進めたいね。

ほんとうに!おっしゃるとおりですね。では…。今後の展望についてお話しいただけますか。

そりゃ、増収増益だよ(笑)そのためにはね…。改革ですよ。

今、まさにうちの会社はターンアラウンドの真っ只中にあって、成長に向けた土台を築いているところなんですよ。
昭和な文化から脱却して、令和な会社にしていかなければならない。

そして、これが一段落したら、研究開発や多角経営についても考えていきたいと思っているんです。

 


では最後に、マラニカへの期待をお聞かせいただけますか。

今もお願いしている外国人の人への教育!
日本語教育も、もちろんだけど…。特定技能2号を取るためのフォローをしてほしいですね。

そのほか…。特定技能に関するいろいろな支援制度があるはずなんだよ。

そんなところを調べて、情報をくれるとありがたいな。

それから。今後は、新入社員も入れていきたいから、そうなったら新入社員なんかもお願いしていきたいね。


ぜひ、お力添えさせていただきたいです!ありがとうございました。

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