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真のアクティブラーニングとは?

 前回に引き続き、またまたアクティブラーニングの話題です。

師走に入り、そろそろ本格的に来年度の新入社員研修の内容を

企画する時期になったこともあり、最近、アクティブラーニングについて

考えることが多いので、ブログを書こう!とすると、浮かんでくるのが

この話題なのであります。

 

さて…。

今回は、お題のとおり、真のアクティブラーニングとは何ぞや…。

ということを悶々と悩んでおりましたら、ある人のお声がけで

中京大学の名誉教授であられる 杉江修治 先生の講演を聴かせていただくことができました。 


そのお話の中にも「生徒に話し合いをさせていればアクティブラーニングだと誤解している先生がいる」という内容がありました。さらに「先生が簡単に説明をして、よくわからないよね?じゃあ、みんなで話し合ってみようなどという授業を進めている先生もいる。わからないことを話しあえるわけがない」とおっしゃっていました。

まさに!わたしが悩んでいた点を突いたお話でした。

最近、いろいろな方と、アクティブラーニングについて話をするのですが、「教えることはしない。わからなくてもそれを生徒同士で話し合っていく中で気づきが生まれる。それがアクティブラーニングだ。」とおっしゃる先生が結構多くて…。


私自身は、わからないことをわからないもの同士が話し合って、どんな気づきがあるんだろう。

何らかの気づきがあっても、それがまったく違う方向を向いていたらどうするんだろう。

と、疑問を感じていたのです。

 今回、杉江先生のお話しは、「アクティブラーニングはこういうものだから、こういう手順で授業を進めなさい」というものではありませんでした。

さすが、アクティブラーニングの大家だけに、アクティブラーニングの授業を生かすも殺すも先生次第だ。どれだけ、先生が生徒のことを考え、準備するか。

これが必要だ。という内容だったとわたしは理解しています。

そして、これこそが、私の求める答えだったんだな…とも感じています。

 

授業を画一的に行うのではなく、内容に合わせ、生徒に合わせ、理解度に合わせ、

彼らが自律的に学ぶ姿勢をサポートしていくことが大切なんだと、改めて思うことができました。

 毎回、担当させていただく授業で工夫を重ねて行きたいと思います。


みなさま、2023年も残すところあとわずかですが、お体ご自愛いただき、すてきな2024年をお迎えください。

ありがとうございました。

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